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野口冬人の日本温泉旅行指南09 癌に効果・群馬県・奈女沢(なめさわ)温泉・釈迦の霊泉

釈迦の霊泉 三つに区切られた浴場

釈迦の霊泉 三つに区切られた浴場

群馬県利根郡みなかみ町上牧

天狗のお山で有名な迦葉(かしょう)山の西方、上牧から高檜山に食い込む奈女沢川の上流に湧く一軒宿。付近は、小滝や奇岩などの自然景観が豊かで、木々の緑に囲まれた中に、木造モルタル造りの2階建ての建物がある。

湯の開発は、昭和26年に、今井健吉さんが、<不思議な効果のある温泉>として注目した。

古くから「上杉の隠し湯」として、500年前から歴史に秘めていることは分かっていたが、埋もれたままになっていた。それを再開発して湯治客を受け入れていたところ、
<いつの間にか体から病気が抜けて、健康を取り戻していた>
といった声が大きくなった。特に重い原爆病に悩んでいた深沢久市さんが、人づてに聞いたここの湯へ湯治に来て、不治と医師からも宣告されていたのが奇跡のように回復をみたことから、万病に効果がある温泉として知られるようになってきた。

宿は、当初は「月光館」と名付けられていたが、「釈迦の導きによって開湯した」という由来から「釈迦の霊泉」と命名した。創始者、今井喜美子さん作の釈迦像を安置した仏舎利塔などが、宿へ入って行く道の途中に建っていて、多くの病気に悩む人たちに詣でられている。

急坂をカーブして登った所に宿がある。湯治場として病に苦しむ人を優先にする宿の方針から、当然観光客の足は遠のき、湯治滞在する人ばかりだ。それだけに、お互いに身体の不調などを語り合うことが多く、食堂での食事の時、入浴の時などに一種のコミュニケーションが生まれていて、湯治客にとってはそれが楽しみにもなっている。

風呂は、少しぬるめの湯、中間の湯、加温されて適温になった浴槽と3つに区切れていて、その間に飲泉口もあるので、入浴と飲泉とを合わせて勧められている。

食堂の一角にも源泉の蛇口があって、食事と一緒に飲泉できるようになっている。源泉は会員になり、申し込めば送ってもらえる。温泉を常用飲泉することによって、大腸ガン、前立腺ガン、糖尿病などに大きな効果を上げている。私も常飲することによって肝臓の数値があきらかに改善された。

客室は2階にあるが、階段に手すりなど設けられてあるものの、全般的にはバリアフリーとは言いがたい。しかしその不自由さも、手足の弱っている人にとっては苦しいが、反面ではリハビリ効果と考えたい。(旅行作家)

[旅の素]
住所: 群馬県利根郡みなかみ町上牧(〒379-1303)
電話: 027-872-3173 FAX: 027-872-5041
料金: 1泊2食付き9600円
交通: 上越線後閑(ごかん)駅から送迎あり。タクシー利用10分。上越新幹線上毛高原
駅からタクシー利用20分
車: 関越自動車道水上ICから国道296号経由、約5キロ(15分)
ホームページ: http://www.shakanoreisen.com/


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