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盲導犬を連れた保津川川下り、宇治の平等院へ弱視の妻がトラベルボランティア

2001年10月実施されたトラベルデザイナーおそどまさこ企画・同行の京都ツアーに参加された盲導犬使用者、B1049さん(茨城県在住・男性)のツアー体験談をご紹介します。彼は、おそどさんの「ドイツ:ビール&ワイン祭」ツアーに参加された時は単独参加でしたので、トラベルボランティアが同行しましたが、この京都ツアーでは奥様が同行なされたので、トラベルボランティアを奥さんがこなしたということになります。
注意:文中8行目から12行目までの宇治平等院鳳凰堂のお話に関して、初めて読む方は理解しにくいかと思いますので、補足説明を加えてあります、ご了承下さい。それではどうぞ。

京都府亀岡市保津町下中島1

京都ツアー 体験談(B1049さんより)

 京都旅行は妻と盲導犬と一緒に参加しました。妻は2年前に職場の方々と訪れています。私は昭和30年高等学校修学旅行以来で変貌ぶりを見たかった。二人とも金閣寺を見ていないことと、保津川下りをしていなかったことにて、意見一致して行ってまいりました。
 おそどまさこ企画旅行はきつく、めいっぱいの行程、何でも体験の旅は承知・・・。妻は疲れたみたい、私は元気いっぱいハッスルしてきました。

旅行の印象を簡単に書きますと・・・
1)バリアフリーの観点から
 まさこ様の言われるように宇治平等院鳳凰堂です。板の間で説明を聞くだけである故、盲導犬も上げられたのではないかと・・・?それに博物館に行っても係員を呼びますからお待ち下さいとのこと、時間がないからと断りましたが(ストップ)!!!。特別に説明してくれるかと思い待ちました・・・あまかった。無言のままついてくる。見張り番であった。最後におとなしいのね、賢いのね・・・ですって、あきれて何も言えなかった。
(補足説明:ツアー2日目、宇治平等院鳳凰堂のお堂の見学にあたって、「盲導犬」と「車椅子」と「杖をつく事」が断られました。国宝だから、という理由からでしたが、盲導犬と、杖は置いていくことができても、車いす使用者の方は入ることができませんでした。また、お堂の中でも壁によりかかってはいけない、など厳しい制限がされました。杖をついて歩く方にとっては、バランスを保ちながら床に座っている事も大変であるにもかかわらず、それを注意し、一方では極楽浄土のお話をしている、という状況に企画者のおそどまさこさんが疑問を感じられたのでした。)
 
 それに反して、清水寺では本堂に上がり大きな鐘を、太いたたき棒にて二度たたき、心身に震動し響く音色の消えるまで祈念した。
 また、天の橋立・文珠荘の懐石料理を金屏風を前にしての食事・・・。盲導犬を後ろにダウンさせ、車いす同行者はそのまま算段重ねの料理・・・殿様社長気分!!!。まさこ様のご努力(感謝)全国にこのような障がい者に理解ある旅館や食事所が多くなれば、個人旅行も楽しく企画実施できるだろうと思いました。

 2)私の期待した観光コース
 船頭による川下りは日本ライン下りなど多数したが、保津川下りは左右の山頂高さ急峻な断崖絶壁、谷川幅も狭く滝壷に落ちるような落差のある流れ、船底が水面をたたく震動、水しぶきをあびる・・・昔の武士の戦いを想像しながらの2時間・・・スリル満点の川下りであった。
 そして、金閣寺である、これまた運転手さん(チャーターしていた車いす対応のタクシーの)と同行することができ、池に映える松と、三階建ての金閣寺の建築が、それぞれの階によって武家屋敷・庄院作りなどと違って建てられていることを知る、また歴史的な話まで説明を聞きながら山門まで。感激・・・感激・・・。
 話は初日にもどるが東寺の出店と参拝客の人混みにはびっくり・・・。21日の祭礼日と重なり買物ひやかしどころではない。集合場所の方向がわからなくなり、右往左往・・・売り人に山門を聞けどもわからず・・・どきどき、はらはらの旅の始まりであった。

 3)中途断絶・思い違いの観光コース
 風が吹き雨降りひどく、整然と並ぶ灯篭の間をひと走り・・・時間がない伏見稲荷大社はどこに!!!?道は悪くなり、雨も一層ひどくなる。賽銭もあげずに手を合わせ引き返す(残念)
 京都御所の時代祭も雨のため順延予定いっぱい・・・楠政重・静御前あたりで退席する。最後まで見られなかった(残念)楽しみをもう一度残しておこう。
 天の橋立は初めての見学。ここも時間がない・・・急ぎ足写真を撮りながら途中にて引き返す。
私の思っていたことは股下からメガネ橋を覗いた風景が逆さに見えて絶景であると!!!と、この年齢まで思っていた!!!浅はかであった。

 4)最後にヘマをしたことを書いて終わりにしたい。
 錦通りのショッピングの時である。
 狭い道幅の店通り。盲導犬のネックチェーンを持ち注意して歩いていたが!!!鮮魚屋にて30cm位の魚一匹パクリ!!!。店主にわびて代金を払ろうとしたが受け取らず・・・必要でなければ払うことないと言う。賢い犬じゃものご苦労様と褒められ店を後にする・・・(注意)
 最終解散した後、京都タワーに上り、望遠鏡から京都全体を眺め、下のフロアーにて模型を見て京都駅へ向かいました。チケット売場についたのは3時45分、出発時間を聞くとのぞみ号4時09分のチケットを購入する。ブラブラとホームへ14号車
乗車口に待つ。
 4時である、チケット売場におみやげを忘れたことにきがつく!!!妻が駆け足一番遠いところである。間に合うか?(急げ)列車が入って来た。お客さんが声を掛けてくれるが理由を言って先に乗ってもらう。私は乗車口前に立つ。ベルがなり終わる!!!。
駅員二人駆け寄ってくる。どうしたのですか?降りたのですか?乗るのですか?私は慌てふためいて理由を言う。階段から女の人が来ませんか?駅員はみえませんと言う!!!。待てません!!!発車させます。後にさがって下さい!!!(残念)発車笛の合図にて静かに発車・・・列車を見送る!!!。妻は息を切らして駆け上がってくるが!!!列車を遠く見る。(がっくり)
次は4時22分ひかり号自由席に乗れますとの事・・・座れることを祈りつつゆっくりと移動する。
(清水寺のご祈念効果を期待)ひかり号入ってくる。右側3人掛の二つがあった。(安心)
最後にあわてた、はらはらどきどきの旅であったが、東京駅にて高速バスに乗り換えて、無事9時過ぎに帰宅した。
 皆さんお世話になりました。また会える日を楽しみに・・・。


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